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2016/01/26
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歯医者になるためには
全国的にも少し厳しい寒さも緩んできました。
吹田も穏やかになった気がきます。
よしなか歯科クリニックも寒さに負けずに頑張りたいと思います。
高校生の女の子が歯医者(か看護師)を目指したいのですが、、と相談を
してくれました。診療時間内でしたが、少しアドバイスをさせてもらいました。
卒業して私のところをお手伝いしに来てくれると嬉しいですね。
昔は学生は女性の率がとても低かったのですが、近年はかなり高く、
ある学年などでは男性よりも女性の方が多いこともあるようです。
同じ女性としてとても嬉しいことですが、歯学部に入ったら6年間学びます。
1年半一般教養をそして専門課程へを進みます。
大学によっても異なるとは思いますが、基礎、臨床、そして実地
(いわゆる見学をメインとした臨床実習)と進みます。
最近は適正検査などがあり、全国的に行う進級テストという障壁も
多くあります。
そして6年後に歯科医師国家試験があるのですが、国家試験は各分野ごとに
合格最低点があり、必須問題(これは絶対に取らないといけない問題)と地雷問題
(これを間違うと一発アウトとなる問題、前に見ましたが、生死にかかわる問題だったような。。)
があり、全てをクリアすることで合格となります。
ちなみに私たちの頃は最低点のみだったのでずいぶんと厳しくなっていると思います。
そして、歯科医師となったら、1年研修医として研鑽を積む、という流れになり、その後は
自分たちで進路を(臨床、研究、変わったところでは役人なども)進みます。
今後はさらに変わっていくのかもしれませんが、若いドクターも
頑張っているということを知って頂きたいと思います。