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2016/07/14
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歯学部に入ると勉強すること
おはようございます。
以前にも少し書いた記事と少し似ていますが
患者さんからよくある質問で、歯学部に入るとどんなことを勉強するのか
というのがあります。
医学部と同じ6年で学ぶのですが、全身を学ぶのと顎顔面のみを学ぶのとで
6年は必要?というところが多くの人の疑問ではないかと思います。
(もちろん、6年で全てが学べるわけではなく、一生勉強と研鑽が続くのですが)
カリキュラムは各大学で異なりますが、一般教養では、歯学に関わらない内容を
広く学ぶことになります。基礎教育において、生理学や生化学といった内容だけで
はなく全身についても学びます。ここがよく驚かれるのですが、
解剖実習を歯学部でも行うのですが、このとき全身についても行います。
これまでもお話していますが、抜歯などの歯科処置に関連する
腎臓や肝臓、心臓についても学びます。
臨床教育では入れ歯やクラウン(かぶせもの)インレー(つめもの)についても
模型を使ってどのように作っていくかということと、その行程での注意点などを
座学とともに実習で学びます。
歯科は技術をどうしても切り離すことができないという理由か、
他の大学のカリキュラムでは、美術という授業があったりします。
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