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2016/01/18
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顎が外れた:顎関節脱臼 そんなときの対処法(動画あり)

おはようございます。
今週もよしなか歯科クリニックをよろしくお願いいたします。

顎が外れた、ということは若い方でも起きますが、
高齢になると、靭帯の緩みや骨の吸収の関係から外れやすくなります。

施設などでも外れてしまった場合に対処することが難しく、依頼を受けることがあります。
顎が外れるというのは、
本来下顎頭がおさまっている関節のくぼみ(下顎窩)から山を超えて逸脱した状態になります。

前方に下顎が脱臼すると流涎と呼ばれるよだれが流れる現象が生じます。
戻せなくなるので職員さんも結構焦られるのですが、落ち着いて対処することが肝要です。

まず、大臼歯部に親指をあて、下顎を下から支えるように把持し、“下に押し下げながら”後方へ戻します。
Hippocrates法(患者さんに対面する方法)が最も簡便かと思います。
顎が脱臼している状態では噛まれないのですが、顎が戻った瞬間に親指を噛まれないように注意しないといけません。

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