ブログ
2015/09/11
ブログ
スリープスプリント
おはようございます。
その素晴らしい働きに感動しました。
ウェザーニュースでは南北に細い地域で雨量が多くなっているようで、
その他の地域の方も気をつけて下さい。
今日、明日と京都で日本摂食嚥下リハビリテーション学会が開催されています。
明日、午前の診療が終了後すぐに向かい、学会に参加できればと考えています。
睡眠時無呼吸症候群を治療する装置は一般にスリープスプリントと呼ばれています。
一般的にはスプリントは上顎(あるいはまれに下顎)のみに装着するものですが、
両顎に装着し、上下のスプリントを下顎が前方に位置するように固定することをします。
これにより強制的に下顎が前へ位置することで、気道の閉塞から解放されることになります。
あまり前方に移動させすぎると顎関節に負担がかかるため、前歯の切端が並ぶ程度から
開始し、微調整を行って行くことになります。
上下の装置を製作すること自体は2診療日で出来るのですが、硬化の確認、調整が必要で
あるため、実際は数回かかることが多いです。