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2015/12/16
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妊婦さんと歯科治療

コウノドリ熱かと思われるのですが、またまた妊婦さん関係のお話です。

歯科治療は行えるのか、もしくはいつの時期に行うべきなのか、悩みや不安を

抱えている妊婦さんも多いと思います。

妊婦さん特有のお口の状態も現れたりしますし、知っておいた方がいい知識は多くあります。

今日は治療の時期について、です。

治療は妊娠初期・妊娠後期は避けるべきであるとされています。

妊娠初期は流産しやすい時期であるということ、後期は分娩誘発の刺激と

なることもあります。

特に薬の影響が出やすいため、投薬も慎重にするべきであります。

どうしても母体に危険があるという場合は、応急処置程度で行います。

妊娠中期は歯科治療は可能とされています。

中期に親知らずの抜歯を行う方がいいと私は考えます。

治療を先送りにして後期に痛みがピークになったら、対応が苦慮することになります。

出産後は治療は可能ですが、育児に追われるので現実的には難しいですね。

妊婦さんが来院されたときはまずは正しい知識を習得して頂くことに努めます。

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