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2015/12/14
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インプラントについて知ろうーその40 サイナスリフトー
今日も吹田は暖かいですね。
今週末のよしなか歯科クリニックのクリスマス会も暖かくなればいいと思います。
前回、ソケットリフトについてお話しました。
サイナスリフトも上顎洞が大きい場合に上顎洞底
粘膜を押し上げ骨を増成する方法です。
ソケットリフトとはアプローチする部分が違うことです。
ソケットリフトはインプラント側から、サイナスリフトは
横(頬の内側)からアプローチするという点です。
当然、サイナスリフトの方が術野が大きくなるので侵襲度は
高くなるのですが、目視下でできるという利点があります。
一般的にはサイナスリフトはシビアな症例に対して適用される
ため待機期間が半年〜と長いことが多いです。
文献によっても若干の違いはあるのですが、およそで、上顎洞底粘膜から
歯槽骨頂上までの距離が5mm以下となる場合にサイナスリフトとなります。
また、症例によっては同時埋入が可能となるものもあります。
CTを撮影せずにある程度の予想ができますが、確定診断にはやはりCTが
必要となります。
次回は傾斜埋入というアプローチについてお話したいと思います。