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2015/10/17
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インプラントについて知ろうーその13 フィクスチャーの形態の違いー
インプラントのフィクスチャーには様々な形態があります。
まずは長さと太さ。
長さは長いものであればいいのか、短いとダメなのか、これについては
いろいろと論はありますが、通常は10mmのものが基準として考え、
8mm〜12mmのものを選択します。
また、太さも4種類ありますが、これについても太ければいいというものではなく、
インプラント周囲に1mm以上の厚みを確保できていることが条件です。
さらにインプラントの形態もストレートタイプ(筒状)とテーパータイプ(円錐状)
の2種類あります。
これらについても選択方法があり、基本的にはテーパータイプを好んで選択します。
というのも、初期固定を得やすいという利点があるのと、特に隣に歯がある場合は
歯根やその他解剖学的制限を避けるという意味で有利であることがあげられます。
ではストレートタイプはダメなのかというとそうではなく、今後お話するソケット
リフト手術の際にはストレートタイプが望ましいことがあります。
それぞれの利点・欠点があることからそれぞれの症例で最も適していると考えられる
ものを選択します。
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