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2016/01/13
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インプラントについて知ろう その43 トップダウントリートメントー
おはようございます。
吹田は厳しい寒さですね。今年は暖冬と思っていましたが
いよいよ本格的になった感じです。
トップダウントリートメントという言葉についてお話したいと
思います。
といっても、インプラントに特化した考えではなく、全ての歯科
治療においてこうあるべきである、と私個人は思います。
インプラントを骨がある部分に埋入設計を行うのではなく、
最終的な補綴形態・歯肉の状態、高い予知性を考慮して
インプラントを埋入するべきであるというものです。
そのためには、インプラント周囲粘膜が
強固な(炎症に強い)歯肉であるべきであったり、
インプラント周囲の骨が十分な幅と周囲の歯やインプラントとの
距離を確保できていたりとなります。
インプラント周囲の組織がどれほど維持されるのかについては
実はほぼ結論が出ているので、そこからどれくらい骨が必要
なのか、オプションの手術は必要ないかということを計画して
いきます。
特に全顎的な治療を含む義歯の治療であったり、長いブリッジの
場合も同様に考えていきます。