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2015/09/10
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睡眠時無呼吸症候群への歯科からのアプローチ
今日はよしなか歯科クリニックは休診日となっています。
栃木の方では帰宅難民が出たり、鬼怒川の氾濫 ・東京の多摩川近くが
浸水被害が出ているといった台風被害が報道されています。
みなさんのご無事を祈っています。
昨日もお話をしましたが、睡眠時無呼吸症候群(OSAS)、
電車などで居眠り運転(事故)があればかなりの確率で取り沙汰されます。
私たちもその治療を行いますが、そのためには内科での診断書が必須と
なってきます。歯科においてOSAS診断ができないからです。
なので疑いがあり、治療を希望される場合は、まずは医科へ受診をして頂く
ことになります。
もともといびきはどのようにしておこるか、というと舌が肥大したり
筋の弛緩などにより舌根沈下が起こる(舌の付け根がのどの方に落ち込む)
ことで気道が閉塞されるために呼吸時に楽器と同じようにいびきが鳴る
状態です。
そのため気道を確保することが歯科での治療となります。
いくつかのアプローチ(手法)がありますが、基本的には下顎の位置を
前方部に持っていくことで舌根も前方部に持っていくということを行います。