ブログ
2015/08/29
ブログ
訪問歯科のお話
おはようございます。
よしなか歯科クリニックは通常通りの診療となります(午前中のみです)
8月もあと少し、よろしくお願い致します。
以前、数百km離れた病院に通っている人がいるということがニュースで
話題になりました。
小さな離島、山間部などではこういうところがたくさんあるようです。
偶然容室で先日行った徳島の祖谷(いや)付近にご実家がある方がいて、
この前の旅行の報告と一緒に向こうの医療事情などについてお話をしましたが、
御近所さん(といってもお隣さんではないですが)と一緒に助け合って
移動するということでした。
旦那が行ってた離島では、本島に宿泊をしなければ治療を受けられない
(一日一便、片道のみ)というもので、ほとんどの人が痛いのを薬などで
なんとかしのいでいるというような状況でした。
しかし、それでも困っていない人も多くおられました。なぜか、というと
それが常だと思っている人が多いからです。
入れ歯はこんなもんだと思って、歯が一本もないのに、歯があったときの
部分入れ歯を使っていて、「全然問題なく使えている」という人もおられます。
そういう方にしっかりした入れ歯を入れることで、初めて自分の入れ歯が悪かった
と気づく方も多いのです。
それをしっかりお伝えすることも私たち歯科医師の大切な役割だと思います。