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2015/08/26
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下顎骨の骨折のお話

おはようございます。

雨も峠を越えたようで、吹田付近はそれほど酷くなくてよかったです。

増水がすごいときは近くの神崎川の河川敷がなくなることがあったと
記憶しています。

今日はよしなか歯科クリニックは通常どおり診療致します。


先日、アゴをぶつけたという方がおられて、骨折の疑いでレントゲンを撮影しました。
幸いにも、骨折線は確認できす、打撲のみとなりました。


アゴをぶつける、と言われたらみなさんはどこを想像されますか?
オトガイと呼ばれる部分、下のアゴ先をぶつけることをイメージされると思います。
たいていはその通りで、今日はそこに絞ってお話をしますと
アゴ先にぶつけた場合、どこが骨折すると思いますか?
普通はぶつけた部分が骨折することが多いのです。
このような力が加わった場所に起きる骨折を直達骨折と言います。
下顎骨は、骨の形態上弱い部分があり、力が加わった場所から
離れた場所に骨折が起きることがあります。これを介達骨折と言います。

下顎骨の携帯から耳の前の部分に手で軽く押さえて口を開け閉めすると
凹みますが、この部分がいわゆる顎の関節です。
下顎骨の関節部は関節突起と呼ばれかなりスリムになっています。
この部分が骨折することも比較的あります。
そのため、ぶつけた場所だけでなく、顎の骨全体をレントゲンで
チェックする必要があります。


woblioさんのページに
下顎骨の部位についての詳細が書かれています。
より詳しく理解するために参考にされるとよいかと思います。

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