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2015/08/07
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意図しないクレンチング
マウスガードはスポーツ時の外傷予防を目的としたものという意味合いが強いのですが、
スポーツ時以外でも外傷が生じることがあります。
高齢化が進むと、少数の残存歯となり、意識低下が進むと、不随意的に顎を動かし、咬みこむ方、
筋の緊張で、食いしばる方が出てきます。
歯と歯の対向関係があればよいのですが、歯と歯ぐき(顎堤)という対向関係であれば、歯ぐきを
ひどく傷つけることになります。
痛みがあればそこで咬みこむのを止めるのですが、意識低下が進むとどんどん咬みこむことになります。
こういった自傷行為に近い(意図的なものではないので厳密には自傷ではありません)外傷を
予防する為に、マウスガードを装着するという手法があります。
マウスガード自体はEVAという軟性の材質で覆うため、劇的に外傷を防ぐことができます。