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2015/05/19
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入れ歯について知ろう−その74−頬を噛む、そんなときは
入れ歯がとても調子がよく、それこそ10年20年と使用されている人も中にはおられます。
しかし定期的なチェック調整が大事ですので、3か月〜半年に一度のペースでの来院が
望ましいと思われます。
急に頬を噛みやすくなった、なんてことが起こった場合、何が考えられるのでしょうか?
原因の一つとして、水平被蓋、垂直被蓋と呼ばれるものが失われたことにあります。
私たちの歯は上下で半分程度ずれています。このずれが、舌、頬を排除して頬を噛むのを
防いでくれています。
長期に使用していると人工歯の咬耗(すり減り)でもともと確保されていた水平被蓋
垂直被蓋が失われてしまいます。
もちろん、咬耗が起こるということはかみ合わせも下がっているので回復するべきですが、
対応として、人工歯の形を修正する方法があります。
つまり、上下の人工歯で段差を作ってあげることで咬むのを防ぐことができます。
本当に少しの変化なのですが、驚くほど改善されます。
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