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2015/05/01
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心筋梗塞を発症した後の歯科治療は要注意
今日から5月です。
ゴールデンウィークもあるので前半は少ししかありませんがよろしくお願いします。
心筋梗塞は、かなりクリティカルなので、その後の歯科治療は慎重にしていく
ようにします。特に心筋梗塞発症後6ヶ月は歯科処置の影響で再梗塞を起こすと
言われているからです。
この“6ヶ月”というのは副血行路が形成されることで再梗塞の可能性が低くなる
というのが根拠なのですが、現在は1ヶ月で可能という考えもあります。
いずれにしても全身管理を行いつつ処置を行い、内科的処置が行える体勢が
完備されていることがベストであるため、大きな医療機関での処置を推奨します。
抗凝固剤・抗血小板剤(血液をサラサラにするお薬)も服用されている
場合がほとんどです。
よしなか歯科クリニックでは来院された方は現在のところおられませんが、
(当然ながら、発作直後は入院されている場合が多いからです)
来院される場合はとても大切な情報ですので、必ずお知らせ下さい。