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2015/04/14
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入れ歯について知ろう−その52−定期検診の重要性1
義歯(入れ歯)が完成したらそれで完了、というわけではありません。
完成した義歯が完全に口の中に馴染むまでには少し時間がかかる場合もあります。
全く問題なく経過する人もいれば、長い期間調整に時間を費やす人もいます。
それは難易度にも関係してくるのですが、しっかりと使えるようになってからも
定期的に検診をしていくことが大事、というよりは『必須』になります。
義歯も磨耗で少しずつ変化はしていきますが、生体も変化していきます。
歯肉、歯ぐきが少しずつ変化していき、入れ歯との間に隙間ができてきます。
噛み合わせも調整していく必要がありますし、内面を合わせ直す必要があります。
このあたりの教育・指導がなされていないと、大変なことになります。
顎堤(歯ぐき)の吸収を進めてしまう可能性や、支台歯の寿命を縮めてしまう可能性を
持っています。
20年前に作った部分入れ歯を未だに使っている、、、のですが、歯が一本もない
なんてことが起こったりします。さすがに都市部ではないのですが、過疎部では
現在もそういうことがあったりするそうです。
入れ歯の定期検診は必要
単純明快ですが、実はとてもとても重要なお話です。