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2015/03/21
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上顎洞炎になったら・・

春分の日でしたので、医院はお休みでした。
今日も入れ歯について知ろうシリーズはお休みです。

医院で作業をしていると救急のお電話がまたありました。
いつもではないのですが、休日にお仕事をしている場合には
可能な限り、対応させて頂くことはあります。
不在の場合はお手数ですが、救急対応の診療所がありますので
そちらにお願いいたします。


上顎洞炎、一般には蓄膿といった方がわかるかもしれませんが、
歯の炎症から蓄膿になることもあります。

上顎洞は上顎の奥歯の上、目の直下にある空洞です。
この中で炎症が進むのが上顎洞炎です。

炎症が進むと液が上顎洞に溜まります。
歯科用の大きいレントゲンではこの液面が見えるようになります。
リキッドラインと言われるのですが、上顎洞の炎症を確定するためには
Waters法という顔を前に倒した状態で撮影する撮影法で確認します。

「あ、上顎洞かも?」と思われるときの簡単な判断(確定診断ではないですので)
はお辞儀をすると、感覚として『片方側の頭が重い』というのがあります。

私たちは先ほどのレントゲン撮影法、オルソパントモ法で撮影することになりますが、
Waters法は一般の歯科では撮影できませんので、問診や先ほどのリキッドラインが
ないか、むし歯などがないか、などを確認していくことになります。


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