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2014/12/15
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第一大臼歯の大切さ
歯にはそれぞれ名前がついています。
中切歯、側切歯、犬歯、第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯・・
それぞれ歯の役割があるのですが、食べるということについて最も重要な役割を果たしているのが
第一大臼歯です。
もう一本、顎の動きを規定する役割として犬歯がありますが、それは別のお話で。
第一大臼歯を仮に抜いたとします。他のどの歯を抜いた場合よりも噛んだ時に
“噛みにくい”ということを感じます。
第二大臼歯を抜いた場合はそれほど気にはならないという人が多く(時々噛みにくいと
感じる方がいますが)、どれだけ重要かということを体験させられます。
第一大臼歯を失うと、噛む力、噛み砕く力は一気に低下します。
また、第一大臼歯を失うと、その他の歯にダメージが蓄積され、かみ合わせが崩壊
することもあります。つまり、歯の健康を維持する上で第一大臼歯は重要な歯の一つ
と言えます。
そのため、第一大臼歯は生きていくうえで食を楽しむ上で最も重要な歯といえます。
ではこの第一大臼歯の歯のかみ合わせはいつ作られるのか、というと
乳歯の段階ですでに決まってきます。
乳歯の後ろから生えてきて、かみ合わせができてきます。
もし、乳歯が虫歯になってしまうとかみ合わせの構成が微妙にずれてきます。
歯が並ぶためのスペースを確保するため、乳歯からしっかりと管理することが大切になります。
前歯は見た目の美しさを担っていますが、それも臼歯によるサポートがあってこその永続性であることを覚えて頂きたいと思います。