ブログ

ブログ

2016/07/16
ブログ

歯周補綴とは

歯周病に罹患すると歯の動きが顕著になってきます。
これを病的動揺と呼びますが、
この病的動揺を放置すると咀嚼機能や発音機能の低下を伴い、
歯の予後が悪く(寿命が短く)なります。
その対策の一つとして、歯周補綴という考え方があります。
中程度以上にしんこうした歯周病罹患歯の長期保存、機能の改善を
目的としたものです。
通常は保存可能な歯を連結し、清掃しやすい形態を付与し、咬合力を
しっかりと安定して受容できるもので、発音咀嚼機能などを考慮した
ものとなります。
通常は連結力を高めるために全顎的なものとなることが多くなりますが、
固定をさせることでしっかりと咬めるようになったと満足される方は
多いです。ただ、切削量が多くなることと、長期予後のためにしっかりと
ブラッシングとメインテナンスが必須となります。

アーカイブ

大阪吹田市寿町の歯医者ならよしなか歯科クリニックへ