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2016/05/15
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魏志倭人伝と卑弥呼の歯がいーぜ
魏志倭人伝と8020推進財団が標語にしている「ひみこの歯がいーぜ」
との関連はないのですが、卑弥呼の時代は歯が丈夫だったのでしょうか?
もちろん、文献を記すという習慣もなく、卑弥呼の国の人骨(そもそもどこに
あるかが論争がありますし)が確定していないのですが、、
卑弥呼の時代は歯がよかったのではないかと推測される言葉が魏志倭人伝に書かれています。
『女王から四千余里に裸国と黒歯国がある』
黒い歯であった理由はなんだったのか、それはお羽黒ではないかと言われています。
お羽黒はその成分からむし歯を予防する効果があったと言われています。
現在ではもちろんする人はおられませんが、厳密には明治時代にちょんまげや
帯刀とともに禁止となりました。
ちなみに今川義元も含めて、公家は男性でもお羽黒をする風習はありました。
なぜ、このタイミングでこの記事を書いたかと言うと、実は娘の宿題に邪馬台国(についてまとめた)
新聞を書くというものがありました。一緒に考えているときに一つまめ知識として上記を書くことを
勧めたのですが、ボツにされてしまいました。
ちなみに採用されたのは
「邪馬台国の使者の名前がゴリ(感じでは牛利)」
子どもにはこちらの方がうけたようです。
ウェブ上に魏志倭人伝の全訳がありますので紹介しておきます。