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2015/02/11
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入れ歯について知ろう−その2−部分入れ歯にも簡単なものと難しいものがある
寒いですね。
一年前にあの大雪が降ったことを思い出しました。
部分入れ歯の場合、歯の残り方というのが非常に重要になってきます。
私たちは学生時代にKennedyの分類というものを覚えますが、これは非常に
理にかなったものです。今回はそれをもっとわかりやすく単純化します。
それは
歯と歯に挟まれた欠損であるか
歯と歯に挟まれていない欠損であるか
ということで入れ歯の難しさは随分と変わります。
Wikipediaより画像を引用します。
こちらは歯と歯に挟まれた欠損です。
両端に支え(歯)があるため、その上を走らせる橋(ここでは入れ歯)が
しっかりします。
こちらは歯と歯に挟まれていない欠損です。
これはどういうことになるか、というと先ほどの
橋がかけられない状態になります。
イメージとしては飛び込み台になります。
入れ歯が動きやすくなるイメージはできれば
と思います。
そのため、歯ぐきにも支えの代わりをしてもらうと
いうことが必要になってきます。
それは選択加圧印象という考えになってきますので
そのあたりはまたの機会に。
これらに歯がどれだけしっかりしているかということも
条件に加えて評価を行っていきます。