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2016/03/30
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生命の尊厳と自然死

口から食べられなくなったら寿命
としてひと昔前ならまわりも本人も運命を受け入れていました。

現在は胃瘻という選択肢もあります。
先日、医師が書かれたあるトピックを読んだのですが、
胃瘻造設術は大半が本人の意向ではなく家族の意向によって
行われているとのことです。
もう一つそちらに書かれていたことで衝撃だったのが、
医師に対してのアンケートで自身あるいは自身の家族に対して
胃瘻造設を望むかという問いに対して望まないという
回答が大半であったそうです。
実は医師に限らず、一般の方に対してのアンケートとしても
同じような結果があります。

私もそのような現場にはよく出会うことがあります。
なぜならば、ご自身で意思表示ができない状態にまで
認知症などが進行している場合があるからです。

だからこそ、元気なうちだからこそ終末期における生命の尊厳の決定権、
意思についてご家族で話し合っておく必要があると思います。

上の記事でも尊厳の死と同時に尊厳の生とは何か、
難しい(というか答えのない)問題だと思います。

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