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2015/10/19
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インプラントについて知ろうーその15 レントゲンは必須ー

昨日はフィクスチャーとアバットメントの連結についてお話しました。


このフィクスチャーとアバットメントの連結部は歯肉内にあるため、実際に
フィットしているかが目視では通常わからないことが多いです。この連結部に
浮き上がりなどで隙間があると細菌が侵入し、炎症、インプラント周囲炎の
原因ともなります。
そのため、締結させたときに連結部に隙間がないかを確認する必要があります。

ではどのように?というとレントゲンによる撮影となります。
レントゲンでは金属は白く写りますが、隙間があると結合部に黒い隙間が見えることに
なります。
これにより再度調整をし直すということを行います。

フィクチャーとアバットメントは内部が正六角形構造となっているので
それらがしっかりとはまり込んでいない場合
締結が弱い場合
に生じますが、通常は生じませんが、必ず確認をしています。


審美的な要件で接合部は歯肉縁下深い場合が多く、そのため、最も注意を要する部分で
あります。



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