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2015/07/26
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顎骨壊死の歴史
暑い日が続いています。
よしなか歯科クリニックはお休みでしたが、子どもたちと
ゆっくりと過ごす・・・というより振り回されている日曜でした。
クリニックでもゴーヤをたくさんできています。
毎朝とれたものをクリニックに置いています。
是非ご自由にお持ち帰りください。
ないときもありますのでご容赦ください。
ビスフォスフォネート製剤自体が問題となったのは以前にも
お話したとおり2003年のMarxの発表論文からですが、実は
それまでにも顎骨壊死が問題となっていました。それは、
100年以上も前の記録からありました。
もちろん、ビスフォスフォネート製剤自体はないのですが、
似たように、黄リンが原因で顎骨壊死が誘発されるという現象が
ありました。
マッチ製造業者の職業病、“phossy jaw”として問題となったのですが、
実はビスフォスフォネート製剤も分子構造として、リンを含む構造となっています。
他にも放射線治療後に顎骨壊死を引き起こすということがあります。