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2015/04/20
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入れ歯について知ろう−その57−粘膜調整・ダイナミック印象のススメ2

今日は生憎の雨です。太平洋側で大雨に注意ということですので、

吹田も気を付けないと。

さて、昨日の続きです。

そもそも義歯を作る前に粘膜調整がなぜ必要かということを理解しておく

必要があります。

サイズの小さなズボンを無理やりはいている状態であった場合、身体側に圧迫あとが

残ります。

しかし、しばらくズボンを外しているとその圧迫あとはなくなっていきます。

ズボンのサイズ合わせをするにはどちらの状態がよいでしょうか。

当然、圧迫あとがなくなっている状態が望ましいですね。

これと同じように、入れ歯の適合不良があると顎堤に圧迫あと(圧痕)が残っている

場合があります。

これをとるには義歯をはずしているのが望ましいですが、義歯がどうしても必要な

場合が多いため、外しておくことができない場合がほとんどです。

そのため、粘膜調整で圧迫の力から解放させるというのが目的です。

もちろん、義歯の機能が大きく問題がないと判断される場合はそのまま

作製することもあるため、必ずしもというわけではありませんが、

特に長年歯科医院へかかられていない方の場合は行うことを推奨します。

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