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2015/04/17
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入れ歯について知ろう−その55−入れ歯の定期検診時のフォロー:リベース

リラインについてお話ししました。
実際には直接リラインと間接リラインというものがあるので、
リライン=口腔内で直接行う というわけではないのですが、
今日は間接リライン、そしてリベースについてお話をします。
義歯の歯肉部分の材質自体が劣化をして来た場合、そのときはリベース(改床法)を
行います。
リベースとリラインの違いは歯肉部分を全部変えるか一部(粘膜と接する部分)を変えるか
の違いです。

長期的に来られていなく、顎堤(歯ぐき)との隙間が大きい人の場合には間接リラインを
行います。

最初に粘膜調整材(ティッシュコンディショナー)を用いて義歯内面の機能印象を採得して
いきます(ダイナミック印象といいます)
その後、『一度お預かりして』技工所で、粘膜調整材部分、あるいはリベースであれば義歯床
部分全体を置きかえていくことになります。
義歯作製のように通常は石膏に埋没して作ることになりますので、時間を頂くという欠点は
ありますが、その分、しっかりとした材質に置き換えることができます。
大抵は、この使えない期間のことがありますので再作製を行う場合が多いですが、このような
方法もあります。



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