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2015/03/06
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入れ歯について知ろう−その22−人工歯を並べる基準

今日は月一ミーティングでした。
グッドアンドニューという試みをしているのですが、
スタッフの意外な一面が見れて楽しいですね。


人工歯を並べる基準ってどこにあるんでしょう?
何もない空間に三次元的に配置していって、口腔内の各部分と調和するよう
にはある一定の法則が必要です。
もちろん歯ならびは人それぞれなのですが、
まずは美しい並び、標準的な並びを知ることから
始まります。


例えば前歯、微笑んだときに中切歯が下唇に軽く触れます。
微笑まない状態であれば、前歯は上唇から1-2mm程度顔をのぞかせる
程度です。
そしてゆるやかな弧を描いて口角(上唇と下唇の境界)に
向けて奥へ入っていきます。

中切歯が下唇に触れるといいましたが、そこをもう少し深く掘り下げます。
唇は表と裏があります。裏側は唾液で湿っているのに対して、表側は乾いています。
この乾いている部分と湿っている部分の境界をdry-wet lineと言います。
このdry-wet line上に中切歯の切端(先端)が位置します。

明日は奥歯の人工歯について少しお話をします。

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