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2014/11/02
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麻酔の使用にする針の太さ
ホームページの方でも書いておりますが、痛くなりにくい方法として電動の注射器を使用しております。
それ以外の工夫についてお話をします。
針の太さですが、一般的に30Gのものを使用しておりますが、よしなか歯科クリニックでは33Gのものも使用しております。
上のものが33G,下のものが30Gです。
拡大してみると
わずかですが、太さが違います。
針の太さは細いほど刺入時の痛みが少なくなります。
個人差はありますが、これで痛くないと言われる人もおられます。
一般的には皮下注射などの場合は24Gを、血管に刺して薬剤を注入する場合もおよそ24G、献血などの
場合は18Gあたりを使用するとのことですので、どれだけ細いものであるかということがわかると思います。
ちなみにこの針の太さのゲージは1インチ(約25mm)の○分の一を表す単位(規格)です。
少しわかりにくいのですが、数字が大きくなれば細くなります。
どれだけ細いかということがわかるかと思います。
当たり前ですが、細いものは折れやすいため、深部に麻酔をする場合は必然的に太いものを使用することになります。
そのため段階的に針を変えていくということもします。